~沖縄の黒糖~
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~沖縄の黒糖~
スタッフブログ
2019.9.25
古くから沖縄では、亜熱帯の気候を生かしてさとうきびを栽培し、黒糖を作ってきました。かつては県全域にあった黒糖工場も現在は八つの島(伊平屋島・伊江島・粟国島・多良間島・小浜島・西表島・波照間島・与那国島)のみとなり、さとうきびの汁を搾って、そのまま煮詰めるという昔ながらの製法を守りながら沖縄黒糖を作り続けています。
家事や畑仕事の合間に黒糖を食べて一息ついたり、近所の人が来ればお茶うけとしてすすめる。お料理やおやつ作りにも使われ、沖縄ではどの家庭でも常備されているほど身近な存在です。
近年、沖縄の伝統的な家庭料理が長寿の秘訣として取り上げられ、黒糖の健康効果にも注目が集まり、多くの人に黒糖が認知されるようになりました。
黒糖には、エネルギー源としての蔗糖をはじめカルシウム、カリウム、鉄分などのミネラルやビタミン類が多く含まれています。このように黒糖には、私たちの健康を増進する生活活性物質が含まれ、予防医学の面からもたいへん貴重なアルカリ性健康食品となっています。
那覇市松山の平家亭では、そんな体に優しい沖縄黒糖を使った料理を提供しています。